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カイメイSNSにて投下したものです
ほのぼので、カイメイ
まだまだ、カイメイ要素はありませんが苦手な方はご注意を
本文は続きから
ほのぼので、カイメイ
まだまだ、カイメイ要素はありませんが苦手な方はご注意を
本文は続きから
「よし!インスコしたし、弄るか!」
そう言った僕のマスターは、僕が挨拶を終える前にパラメーターを弄りだす。
あ、ジェンダー値は弄らないで下さい!
いや、マジで。
ますたぁぁぁ!?
らめええええええええええええぇぇぇぇぇぇ!!
……この家に来て早々、僕の視界は暗転した。
* *
「メイコー!新しい子が来たよー」
そう言ってマスターは、男の子を連れてきた。
ぶかぶかなコートに、身長に合わない長いマフラーを巻いて。
背丈は三歳児くらい。
マスターに「ちゃんと歌えるんですか?」と尋ねると、画面越しで笑いながら「余裕w余裕ww」と返事が返ってきた。
本当に大丈夫なのだろうか……
マスターが「ミク達にも、よろしく言っておいて」と言った後、残された男の子と目線を合わせる為にしゃがみこむ。
「きみの名前は?」
「えっとぉ……かいとっ!」
そう言うのと同時に、彼は満面の笑みを見せる。
その笑みに、私も顔が緩んでしまう。
それを見ていたカイトが、「なまえっ、なまえっ」と私に聞く。
「私はメイコよ。好きなように呼んでね」
「んー!めーこ……めーちゃ!」
嬉しそうに私の名前を連呼する。
実に微笑ましい光景。
それと同時に、ある疑問が頭を過ぎる。
(……カイトって、あのカイトよね。こんなに幼いはず無かった…と思うんだけど)
自分の知っている情報によれば、私の後に発売された、私と同じエンジンを搭載したボーカロイド。
パッケージのカイトと、今、目の前にいるカイトは余りにも違いがありすぎる。
多分、本人に聞いても「わからない」と答えるだろう。
うん。原因はマスターだろう。絶対。
今度会ったら問い詰めよう。
「めーちゃ?」
カイトが私を見上げて名前を呼ぶ。
それに気がついて、この幼いカイトを抱き上げる。
「じゃ、早く帰ろうか」
「んー!」
傍から見れば、母親とその子供に見えるだろう。
そんな自分を想像して、含み笑いをした。
そう言った僕のマスターは、僕が挨拶を終える前にパラメーターを弄りだす。
あ、ジェンダー値は弄らないで下さい!
いや、マジで。
ますたぁぁぁ!?
らめええええええええええええぇぇぇぇぇぇ!!
……この家に来て早々、僕の視界は暗転した。
* *
「メイコー!新しい子が来たよー」
そう言ってマスターは、男の子を連れてきた。
ぶかぶかなコートに、身長に合わない長いマフラーを巻いて。
背丈は三歳児くらい。
マスターに「ちゃんと歌えるんですか?」と尋ねると、画面越しで笑いながら「余裕w余裕ww」と返事が返ってきた。
本当に大丈夫なのだろうか……
マスターが「ミク達にも、よろしく言っておいて」と言った後、残された男の子と目線を合わせる為にしゃがみこむ。
「きみの名前は?」
「えっとぉ……かいとっ!」
そう言うのと同時に、彼は満面の笑みを見せる。
その笑みに、私も顔が緩んでしまう。
それを見ていたカイトが、「なまえっ、なまえっ」と私に聞く。
「私はメイコよ。好きなように呼んでね」
「んー!めーこ……めーちゃ!」
嬉しそうに私の名前を連呼する。
実に微笑ましい光景。
それと同時に、ある疑問が頭を過ぎる。
(……カイトって、あのカイトよね。こんなに幼いはず無かった…と思うんだけど)
自分の知っている情報によれば、私の後に発売された、私と同じエンジンを搭載したボーカロイド。
パッケージのカイトと、今、目の前にいるカイトは余りにも違いがありすぎる。
多分、本人に聞いても「わからない」と答えるだろう。
うん。原因はマスターだろう。絶対。
今度会ったら問い詰めよう。
「めーちゃ?」
カイトが私を見上げて名前を呼ぶ。
それに気がついて、この幼いカイトを抱き上げる。
「じゃ、早く帰ろうか」
「んー!」
傍から見れば、母親とその子供に見えるだろう。
そんな自分を想像して、含み笑いをした。
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