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オリジナル小説とか、二次創作とか
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カイメイSNSに投下したもの
まだまだ、カイメイ要素は無いと思われますが、苦手な方はご注意を!

本文は続きから
「ただいまー」
「「おかえりーー!!」」

ドタドタという音が聞こえるのと同時に、ミクとリンが走り寄って来る。
いつもならこのまま抱きつくが、今日は一歩手前で止まった。
何せ、今の私はカイトを抱っこしている状態なのだから。
二人の妹は、目を輝かせながら嬉しそうに「新しい子!?」と言う。
私は抱っこしていたカイトを降ろすと、二人ともすぐにしゃがんで話し掛ける。

「男の子ー?可愛いねぇ!名前はー?」
「かいとぉ」
「へー!あ、ウチはリンだよー」
「私はミクねー」
「りんー!みくー!」

また嬉しそうに、名前を連呼する。
人懐っこい性格なのかしら。
すっかり、二人に懐いている。

玄関先でずっと喋っているのもアレなので、リビングに移動する。
リビングにはレンが一人でバナナを食べていた。
これで全員揃った。

「ミクとリンは知ってるけど……新しくこのPCに来た、カイトよ」
「よろしくー」
「「よろしくー!」」

ミクもリンも、嬉しそうに返事をする。
レンも、リンに言われて「……よろしく」と短く答えた。
そう言われて、カイトはニパッと笑う。
それにつられてか、レンもほほえむ。
見ている私も、顔が緩んでしまう。

本来の姿はもっと身長が高くて、声も低いだろう。
でも、このままで良いかなと、思っている自分がいる。
てか、マスターGJ。
むしろこっちの方が良い。
可愛いし……

私がじっと見ていることに気がついたのか、カイトがこっちに寄ってくる。
そして私の足に抱きつき、見上げて満面の笑み。

「あー!めーこ姉ぇ、ずるいー!」
「ずーるーいー!」

妹達が羨ましそうに声を上げるが、私の意志で動いている訳ではないのだから仕方が無い。
カイトの頭を撫でながらそう思った。

これから、どんな生活が待っているのかしら……
少し不安に思うところもあるけれど、カイトの笑顔を見ればそんなもの遠くへ吹き飛んでしまった。
まぁ、何とかなるでしょ!
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HN:
千鳥
性別:
非公開
自己紹介:
良くも悪くもマイペースな管理人
今現在、受験生(であるはず…)
カイメイSNS・にゃっぽんでは「浜千鳥」と名乗っています


お礼SS×2
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